ダイエットサプリの副作用

ダイエットサプリに副作用はありますか?

 

ダイエットサプリは医薬品とは違うので基本的に副作用の心配は不要ですが、副作用が心配される商品はあります。気をつけて頂きたいのが、「中国製、タイ製のサプリメント」です。

 

危険な副作用が確認されたダイエットサプリ

具体的には中国製の「御芝堂減肥こう曩」「せん之素こう曩」「茶素減肥」というもので、200人弱の人に肝機能障害や甲状腺障害や原因不明の体調不良などの例があり、その中で死亡例なども出ています。

 

タイ製の「ヤンヒー」「MD」などでは覚せい剤中毒に似た症状なども確認されています。

 

『マジンドール』という成分はそのうちの1つですが、用法用量を守ったとしても肺高血圧症や抑うつ、幻覚、精神障害などの覚せい剤中毒によく似た副作用が確認されています。

 

健康被害も多数出ていてとても危険なので、絶対に使用しないようにして下さい。

 

それ以外にも、海外製のものの中には継続して摂取することで健康に被害が及ぼされる成分が含まれているサプリメントもあります。

 

「エフェドラ、エフェドリン、ゼナドリン」には、脳出血や心筋梗塞などの副作用や死亡例が800例以上報告されています。

 

「シブトラミン」には中枢性食欲抑制作用があり、血圧上昇、心拍増加などの副作用があります。心臓に悪影響を及ぼして死亡例も報告されています。

 

海外では肥満症の治療薬として認可されているところもありますが、日本では認可されていません。

 

「甲状腺末」は本来、甲状腺機能低下症に用いられる薬ですが誤った服用により狭心症、ショック、うっ血性心不全、肝機能障害などの副作用があります。

 

「ジアゼパム」は神経症やうつ、心身症などに処方される向精神薬です。誤った服用で薬物依存や呼吸抑制、言語障害、食欲不振、肝機能障害など広範囲における副作用があります。

 

「カヴァ」は食欲抑制タイプのダイエットサプリとして紹介しているところもありますが、重篤な肝障害をもたらすと言われ、日本でも医薬品に指定されて販売監視が強化されています。

 

このように、本来ならば医師の管理化で病気の治療薬として用いられなくてはいけない成分が含まれている場合があります。サプリメントを飲む前に、成分表を確認するようにしてくださいね。

 

国内生産の場合は厚生労働省で認可された成分で作られているので、日本製のサプリメントに対してはこの心配はないと思われます。

 

安易な下剤の使用は危険

また、下剤や下剤効果のあるサプリメントにも注意が必要です。数年前の厚生労働省の調査で女子中学生の2%ほどが摂食障害(せっしょくしょうがい)であることが分かりました。厚生労働省|摂食障害の原因と治療法について

 

そのうち半分はダイエット目的で下剤を使用していたそうです。下剤を飲むと癖になるといいますが、多用することによって便秘や腎機能の悪化に繋がります。

 

下剤に頼っている人は大腸がんにかかるケースがあることも分かっています。他にも、医薬品との併用によって体に悪影響が及ぶ場合もあります。

 

サプリメントに含まれている成分と医薬品の成分で併用してはいけない場合もあるんです。医薬品の服用中は担当医や薬剤師に相談してから摂取するようにして下さい。

 

このように、本来ならば栄養補給の補助として用いられるはずのサプリメントにも医薬品の成分が含まれていたり有害な成分が含まれていることもあります。

 

ダイエットサプリは副作用がないから安心、と言う認識は間違いです。服用前には成分を必ず確認すること、サプリメントだけに頼らず、食生活が生活習慣の改善を図ることも大切なのではないでしょうか。