糖質制限ダイエットの方法と効果

短期間で効果を出すことができるといわれているダイエット方法はいくつもあり、糖質制限ダイエットもまた、その中のひとつです。

 

また、糖質制限ダイエットは炭水化物ダイエットと混同されて考えられがちですが、実際には方法が異なりますので、似て非なるものとして捉えておく必要があります。

 

それでは、糖質制限ダイエットとはどのような方法なのか、どのようなメリットとデメリットがあるのかをご紹介して行きます。

 

炭水化物ダイエットと糖質制限ダイエットはベツモノです

まず、炭水化物と糖質についてご説明しておくことにします。

 

炭水化物とは、糖質+食物繊維で構成されている成分で、糖質はそれ単体で糖質と呼ばれています。

 

つまり、炭水化物ダイエットとは、炭水化物をすべて抜くか減らす方法、糖質制限ダイエットは、食物繊維は摂取しつつ糖質のみを減らす方法という違いがあるということです。

 

ダイエットで起こりがちなのが食物繊維の不足ですが、食物繊維の摂取量を極端に減らしてしまうと便秘になり、ダイエットをしているつもりが、実はダイエットを妨げる結果になっていることも考えられます。

 

ということは、糖質制限ダイエットは炭水化物ダイエットよりも理にかなったダイエット法であると考えることができるということです。

 

それでは次に、糖質制限ダイエットのメリットとデメリットについて考えてみることにしましょう。

 

糖質制限ダイエットのメリットとは?

糖質に摂取制限をかけると、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

 

空腹時に糖質を一気に摂取すると血糖値が急上昇し、これを正常値に下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されてきます。

 

そして、インスリンの分泌が必要以上に増えてしまった場合では、血液中に存在する糖と結びつき、脂肪となって体内に蓄積されやすい状態になります。

 

つまり、血糖値の急上昇を招かないよう、糖質の摂取量に制限をかけることが、太りにくい体質作りに役立つと考えられるということです。

 

また、糖質制限ダイエットは、他のカロリー制限ダイエットのようにあれもダメ、これもダメというように、限られた食品しか摂取できないのではなく、糖質の摂取さえ控えれば、あとは比較的自由に食品を選んで摂取することができるというメリットもあります。

 

糖質制限ダイエットのデメリットとは?

糖質制限ダイエットは、基本的に糖質だけの摂取量を減らすという方法ですが、そのためには白米やパン、麺類など糖質を含む食品の摂取に制限をかけなければなりません。

 

つまり、おのずと炭水化物そのものの摂取量が減る可能性があると考えられ、そのフラストレーションから動物性たんぱく質などの過剰摂取に走る可能性があるというデメリットがあります。

 

動物性タンパク質は、骨や筋肉、臓器などを作り出す大切な栄養素ですので、適度に摂取することはもちろん大切です。

 

ですが、動物性タンパク質を過剰に摂取してしまった場合では、体内で分解・代謝されない余剰分が出ることがあり、これらはすべて肝臓に貯蔵されることになります。

 

つまり、肝臓にかかる負担が大きくなる可能性が否めないということですね。

 

そしてもうひとつ、肉類の中には脂肪の含有量が多い種類もあり、このような種類の肉類の摂取量が多いと脂肪過多になり、コレステロール値が高くなる可能性も出てきます。

 

さらに、糖質は体内に取り込まれるといち早くエネルギー源となりますが、その摂取量が少ないと脳に送り込まれる栄養が不足することがあり、集中力がなくなったり、急激な眠気に襲われたりするという弊害が現れてくる可能性も広がります。

 

糖質制限ダイエットには、このようなメリットとデメリットがありますので、これから糖質制限ダイエットを実践するという方は、これらのメリット・デメリットをしっかりと頭に入れて上で開始することをおすすめします。

 

糖質制限ダイエットの注意点について

まず、体調不良が起こっている方や糖尿病の方、妊娠中の方は糖質制限ダイエットを行うことができませんので注意しましょう。

 

また、糖質制限ダイエットを実践する際には、摂取する飲み物にも注意が必要です。

 

たとえば、野菜ジュースやフルーツジュースは一見すると健康に良さそうですが、実は糖質の含有量が多く、糖質制限ダイエット中の飲み物としては不適切です。

 

そして、炭水化物全般の摂取を減らすと食物繊維が不足することがありますので、温野菜やキノコ類、コンニャクなど、食物繊維が豊富に含まれている食品を極力摂取することも大切です。

 

糖質制限ダイエットは、比較的簡単に行うことができるダイエットではありますが、細かい注意点がいくつかあります。

 

糖質制限ダイエットの実践をお考えの方は、このダイエットの性質をよく理解した上で、慎重に実践するか否かを検討してみることをおすすめします。